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2008/07/03 15:00

原油高が止まらず,あらゆるところに深刻な影響を及ぼしています。物価上昇はもちろんのこと,連日の株価下落やUSD安を食い止めるには原油価格の下落が効果の大きさと即効性とともに期待されるところです。
では,その原油価格がいつ下落に転じるかというところですが,普通であれば上昇が行き過ぎれば需給に変化が生じて価格が反転する動きとなります。価格高による需要の減少,供給としては価格高による増産が考えられると共に(高いうちにいっぱい売っておこう!という単純な考え方)代替品の増加も期待されるところです。
問題は投機マネーの動きで,需給に反するマネーフローが続けば価格反転にはならないでしょう。投資資金の引き上げは急速に進むことが多いですから,投機マネーの流入が進めば進むほど,下落に転じた場合は急激な価格変動となる可能性が高くなると思われます。今後の原油価格動向,ますます目が離せませんね。
昨日の商品・各国株式 (前日比)
NYダウ 11215.51 (-166.75)
ナスダック 2251.46 (-53.51)
米10年債 3.965 (-0.043)
日経平均 13286.37 (-176.83)
英FTSE100 526.3 (-53.6)
独DAX 6305.42 (-10.52)
仏CAC 4296.48 (-44.73)
香港ハンセン 21704.45 (-397.56)
NY WTI 143.57 (+2.60) 最高値更新,時間外で一時144ドル台
NY Gold 946.5 (+2.0)
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注目のADP雇用統計は,7万9千人の減少という市場予想を大幅に下回る結果となりました。特にサービスや製造業での減少が顕著だったようです。
原油高によって業績が圧迫され,コスト削減のために人員を減らす必要が出てきている業種が増えているのが要因との見方もできます。更に原油高が進めば,雇用情勢の悪化に拍車がかかる可能性もあります。まずは今晩の雇用統計に注目しましょう。
原油高による景気減速が心配されるところですが,昨日はポールソン財務長官がロンドンでの公演で,米の景気低迷が長期化するとの認識を示しました。エネルギー高・金融市場の混乱・住宅市場の低迷という三つの逆風に直面する米経済は引き続き困難な時期にあり,景気回復には程遠い状態であることを指摘しました。
どうも米景気減速は長期化しそうですね,ドル円は下値を試す展開になるのでしょうか。
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昨晩のADP雇用統計の結果をうけて、EUR/USDが直近の高値を更新してきました。これで上値を追いやすくなるので、結果次第で再度1.6を目指す展開へ移行しやすくなったと考えられます。一方で、ドル円の105円台が堅い感じもしており、意外とUSDが買い支えられるかもしれないと感じている面もあります。
あれこれ考えすぎると何も手出しが出来なくなりますが、ビッグイベントを控えてあえて無理に手を出すこともないので、米雇用統計までは様子見ですね。
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